ORACLE SQL リファレンス(逆引き)

ORACLE SQL リファレンス

Web oracle.se-free.com
SGAのメモリ自動管理(SGA_TARGET)
スポンサード リンク

Oracle10gから、SGA_TARGETを指定することで、SGAのメモリー管理が自動化されます。

自動管理させる場合は、SGA_MAX_SIZEよりも小さいサイズで指定可能ですが、同じ値で設定した方がいいでしょう。

自動モードにすれば、パラメータDB_CACHE_SIZESHARED_POOL_SIZELARGE_POOL_SIZEJAVA_POOL_SIZE、STREAMS_POOL_SIZEを、システム負荷や処理傾向に応じて自動的にリサイズされるので、個々に調整する必要はありません。

ただ、LOG_BUFFERなどの上記以外のSGAを構成するパラメータは、自動管理の対象外となります。

SGA_TARGETを使用するには、統計の収集レベルのパラメータである、STATISTICS_LEVELが「TYPICAL(デフォルト)」か「ALL」になっている必要があります。

SGA_TARGETの属性情報

属性 説明
タイプ

動的 : ALTER SYSTEM

構文 SGA_TARGET = 整数値 [K | M | G]
データ型 大整数
デフォルト

ゼロ。自動管理はしない

値の範囲

64以上。上限は、オペレーティング・システム依存。



スポンサード リンク

SGAの最大サイズ( SGA_MAX_SIZE )
SGAのメモリ自動管理( SGA_TARGET )
データベース・バッファ・キャッシュサイズ( DB_CACHE_SIZE )
データベース・バッファ・キャッシュサイズ( DB_BLOCK_BUFFERS )
共有プールサイズ( SHARED_POOL_SIZE )
ラージ・プールサイズ( LARGE_POOL_SIZE )
JAVAプールサイズ( JAVA_POOL_SIZE )
ログ・バッファサイズ( LOG_BUFFER )
SGAをメモリに固定( PRE_PAGE_SGA )
PGAのメモリ自動管理( PGA_AGGREGATE_TARGET )
ソートエリアサイズ( SORT_AREA_SIZE )
ハッシュエリアサイズ( HASH_AREA_SIZE )

チューニング へ
忘れっぽいエンジニアのオラクルSQLリファレンス TOPへ