ORACLE SQL リファレンス(逆引き)

ORACLE SQL リファレンス

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グループ単位に、分散を取得する( VARIANCE )
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グループ単位に、分散を取得するには、VARIANCE関数を使用する。

分析関数のSTDDEV_POPは、ウィンドウ(window)を操作して母集団標準偏差を取得します。

分散は、データの散らばり具合を表した統計値で、平均値と各データの値の差を2乗した値の和をデータ数で割った値です。

VARIANCE( 数値項目 ) 引数で指定した数値項目の、分散を返します。

入力レコードが1行の場合は、0を返します。
OVER( [ PRTITION BY 項目1,
              [項目2,・・] ]
     ORDER BY 項目1,
              [項目2,・・] )
VARIANCE関数と一緒に使用します
PRTITION BY句には、グループ化対象項目を指定する
ORDERY BY句には、ソート対象の項目を指定する


サンプル表「emp」データ

SQL> select * from emp;

EMP_ID DEPT_ID EMP_NAME  SALARY
------ ------ ---------- ----------
E01    D01   なまえ1    150
E02    D02   なまえ2    300
E03    D03   なまえ3    300
E04    D02   なまえ4    400
E05    D03   なまえ5    500
E06    D03   なまえ6



例1) 列「salary」の分散を取得します。

SQL> select
  2  emp_id, salary,
  3  variance( salary )
  4  over() as variance
  5 from emp;

EMP_ID SALARY VARIANCE
-----  ------- ----------
E01    150     17000
E02    300     17000
E03    300     17000
E04    400     17000
E05    500     17000
E06           17000



例2) 列「salary」の分散を列「dept_id」別に取得します。

SQL> select
  2  emp_id,dept_id,salary,
  3  variance( salary )
  4  over( partition by dept_id ) as variance
  5 from emp;

EMP_ID DEPT_ID SALARY VARIANCE
-----  -----   ------  ----------
E01    D01    150     0
E02    D02    300     5000
E04    D02    400     5000
E05    D03    500     20000
E06    D03           20000
E03    D03    300     20000



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グループ単位に、レコード件数を取得する( COUNT )
グループ単位に、最大値を取得する( MAX )
グループ単位に、平均値を取得する( AVG )
グループ単位に、最小値を取得する( MIN )
グループ単位に、集計する( SUM )
グループ単位に、ランキングを取得する( RANK、DENSE_RANK )
グループ単位に、パーセントランクを取得する( PERCENT_RANK )
グループ単位に、ソートしたレコードの先頭行に集計関数を使用する( KEEP、FIRST )
グループ単位に、ソートしたレコードの最終行に集計関数を使用する( KEEP、LAST )
グループ単位に、ソートしたレコードの先頭行の値を取得する( FIRST_VALUE )
グループ単位に、ソートしたレコードの最終行の値を取得する( LAST_VALUE )
グループ単位に、検索したレコードのn行前のデータを取得する( LAG )
グループ単位に、検索したレコードのn行後のデータを取得する( LEAD )
グループ単位に、検索レコードに順番を付ける( ROW_NUMBER )
グループ単位に、先頭から指定件数のレコードを取得する( ROW_NUMBER )
グループ単位に、n件目のレコードからm件目のレコードを取得する( ROW_NUMBER )
グループ単位に、標準偏差を取得する( STDDEV )
グループ単位に、累積標準偏差を取得する( STDDEV_SAMP )
グループ単位に、母集団標準偏差を取得する( STDDEV_POP )
グループ単位に、分散を取得する( VARIANCE )
グループ単位に、累積分散を取得する( VAR_SAMP )
グループ単位に、母集団分散を取得する( VAR_POP )
グループ単位に、相関係数を取得する( CORR )

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