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グループ単位に、累積標準偏差を取得するには、STDDEV_SAMP関数を使用する。
分析関数のSTDDEV_SAMPは、ウィンドウ（window）を操作して、累積標準偏差を取得します。
| STDDEV_SAMP( 数値項目 ) |
引数で指定した数値項目の、累積標準偏差を返します。
標準偏差( STDDEV )と異なるのは、入力レコードが1行の場合は、NULLを返すところです。 |
OVER(
[ PRTITION BY 項目1,
[項目２,・・] ]
ORDER BY 項目１,
[項目２,・・] ）
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STDDEV_SAMP関数と一緒に使用します
PRTITION BY句には、グループ化対象項目を指定する
ORDERY BY句には、ソート対象の項目を指定する |
サンプル表「emp」データ
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SQL> select * from emp;
EMP_ID DEPT_ID EMP_NAME SALARY
------ ------ ---------- ----------
E01 D01 なまえ１ 150
E02 D02 なまえ２ 300
E03 D03 なまえ３ 300
E04 D02 なまえ４ 400
E05 D03 なまえ５ 500
E06 D03 なまえ６ |
例１） 列「salary」の累積標準偏差を取得します。
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SQL> select
2 emp_id,salary,
3 stddev_samp( salary )
4 over() as stddev_samp
5 from emp;
EMP_ID SALARY STDDEV_SAMP
----- ------- -----------
E01 150 130.384048
E02 300 130.384048
E03 300 130.384048
E04 400 130.384048
E05 500 130.384048
E06 130.384048 |
例２） 列「salary」の累積標準偏差を列「dept_id」別に取得します。
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SQL> select
2 emp_id,dept_id,salary,
3 stddev_samp(salary)
4 over(partition by dept_id ) as stddev_samp
5 from emp;
EMP_ID DEPT_ID SALARY STDDEV_SAMP
----- ----- ------- -----------
E01 D01 150
E02 D02 300 70.7106781
E04 D02 400 70.7106781
E05 D03 500 141.421356
E06 D03 141.421356
E03 D03 300 141.421356
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※dept_id='D01'の場合は、入力レコードが1行なので、NULLを返している
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