ORACLE SQL リファレンス(逆引き)

ORACLE SQL リファレンス

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グループ単位に、相関係数を取得する( CORR )
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グループ単位に、相関係数を取得するには、CORR関数を使用する

分析関数のVAR_POPは、ウィンドウ(window)を操作して累積分散を取得します。

相関係数
とは2つのデータ間の関係の強さをあらわす +1 〜 -1 の範囲の係数です。

CORR( 数値項目1,
      数値項目2 )
引数で指定した数値項目1と数値項目2の、相関係数を返します。
OVER( [ PRTITION BY 項目1,
              [項目2,・・] ]
     ORDER BY 項目1,
             [項目2,・・] )
CORR関数と一緒に使用します
PRTITION BY句には、グループ化対象項目を指定する
ORDERY BY句には、ソート対象の項目を指定する


サンプル表「emp01」データ

SQL> select * from emp01;

EMP_ID DEPT_ID EMP_NAME  YEARS     SALARY
----- -----  ---------- ---------- ----------
E01   D01    なまえ1    3        150
E02   D02    なまえ2    7        200
E03   D03    なまえ3    7        300
E04   D02    なまえ4    7        400
E05   D03    なまえ5    3        500
E06   D02    なまえ6    3        600



例1) 列「salary」と列「years」の相関係数を取得します。

SQL> select
  2  emp_id,years,salary,
  3  corr( years,salary)
  4  over() as corr
  5 from emp01;

EMP_ID YEARS SALARY CORR
-----  -----  ------ ----------
E01    3     150     -0.36639675
E02    7     200     -0.36639675
E03    7     300     -0.36639675
E04    7     400     -0.36639675
E05    3     500     -0.36639675
E06    3     600     -0.36639675



例2) 列「salary」と列「years」の相関係数を列「dept_id」別に取得します。

SQL> select
  2  emp_id,dept_id,years,salary,
  3  corr( years,salary )
  4  over( partition by dept_id ) as corr
  5 from emp01;

EMP_ID DEPT_ID YEARS SALARY CORR
-----  -----   -----  ------ ----------
E01    D01    3     150
E02    D02    7     200     -0.8660254
E06    D02    3     600     -0.8660254
E04    D02    7     400     -0.8660254
E05    D03    3     500     -1
E03    D03    7     300     -1



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グループ単位に、レコード件数を取得する( COUNT )
グループ単位に、最大値を取得する( MAX )
グループ単位に、平均値を取得する( AVG )
グループ単位に、最小値を取得する( MIN )
グループ単位に、集計する( SUM )
グループ単位に、ランキングを取得する( RANK、DENSE_RANK )
グループ単位に、パーセントランクを取得する( PERCENT_RANK )
グループ単位に、ソートしたレコードの先頭行に集計関数を使用する( KEEP、FIRST )
グループ単位に、ソートしたレコードの最終行に集計関数を使用する( KEEP、LAST )
グループ単位に、ソートしたレコードの先頭行の値を取得する( FIRST_VALUE )
グループ単位に、ソートしたレコードの最終行の値を取得する( LAST_VALUE )
グループ単位に、検索したレコードのn行前のデータを取得する( LAG )
グループ単位に、検索したレコードのn行後のデータを取得する( LEAD )
グループ単位に、検索レコードに順番を付ける( ROW_NUMBER )
グループ単位に、先頭から指定件数のレコードを取得する( ROW_NUMBER )
グループ単位に、n件目のレコードからm件目のレコードを取得する( ROW_NUMBER )
グループ単位に、標準偏差を取得する( STDDEV )
グループ単位に、累積標準偏差を取得する( STDDEV_SAMP )
グループ単位に、母集団標準偏差を取得する( STDDEV_POP )
グループ単位に、分散を取得する( VARIANCE )
グループ単位に、累積分散を取得する( VAR_SAMP )
グループ単位に、母集団分散を取得する( VAR_POP )
グループ単位に、相関係数を取得する( CORR )

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