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グループ単位に、検索したレコードのn行前のデータを取得するには、LAG関数を使用する
分析関数のLAGは、ウィンドウ（window）を操作して、検索レコードのn行前のデータを取得します。
| LAG( 項目 ,[ 行数 ,デフォルト ] ) |
引数で指定した項目値を、指定した「行数」だけ前のレコードから取得する。
「行数」は省略時は「１」になります。
「デフォルト」は参照レコードが存在しない場合に返される値です。省略時は「NULL」が返されます。
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OVER(
[ PRTITION BY 項目1,
[項目２,・・] ]
ORDER BY 項目１,
[項目２,・・] ）
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LAG関数と一緒に使用します
PRTITION BY句には、グループ化対象項目を指定する
ORDERY BY句には、ソート対象の項目を指定する |
サンプル表「emp01」データ
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SQL> select * from emp01;
EMP_ID DEPT_ID EMP_NAME YEARS SALARY
----- ----- ---------- ---------- ----------
E01 D01 なまえ１ 3 150
E02 D02 なまえ２ 7 200
E03 D03 なまえ３ 7 300
E04 D02 なまえ４ 7 400
E05 D03 なまえ５ 3 500
E06 D02 なまえ６ 3 600 |
例１） 列「salary」を昇順でソートしたレコードから、1レコード前の「salary」の値をそれぞれ取得します。
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SQL> select
2 emp_id, salary,
3 lag( salary )
4 over( order by salary ) as pre_salary
5 from emp01;
EMP_ID SALARY PRE_SALARY
----- ------- ----------
E01 150
E02 200 150
E03 300 200
E04 400 300
E05 500 400
E06 600 500 |
例２） 列「salary」を昇順でソートしたレコードから、２レコード前の「salary」の値をそれぞれ取得します。
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SQL> select
2 emp_id, salary,
3 lag( salary, 2 )
4 over( order by salary ) as pre
5 from emp01;
EMP_ID SALARY PRE_SALARY
----- ------ ----------
E01 150
E02 200
E03 300 150
E04 400 200
E05 500 300
E06 600 400 |
例３） 列「salary」を「dept_id」別に昇順でソートしたレコードから、1レコード前の「salary」の値をそれぞれ取得します。
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SQL> select
2 emp_id, dept_id, salary,
3 lag( salary )
4 over( partition by dept_id order by salary ) as pre_salary
5 from emp01;
EMP_ID DEPT_ID SALARY PRE_SALARY
----- ----- ------- ----------
E01 D01 150
E02 D02 200
E04 D02 400 200
E06 D02 600 400
E03 D03 300
E05 D03 500 300 |
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