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グループ単位に、累積分散を取得するには、VAR_SAMP関数を使用する。
分析関数のVAR_SAMPは、ウィンドウ（window）を操作して、累積分散を取得します。
| VAR_SAMP( 数値項目 ) |
引数で指定した数値項目の、累積分散を返します。
分散（ VARIANCE ）と異なるのは、入力レコードが1行の場合は、NULLを返すところです。 |
OVER(
[ PRTITION BY 項目1,
[項目２,・・] ]
ORDER BY 項目１,
[項目２,・・] ）
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VAR_SAMP関数と一緒に使用します
PRTITION BY句には、グループ化対象項目を指定する
ORDERY BY句には、ソート対象の項目を指定する |
サンプル表「emp」データ
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SQL> select * from emp;
EMP_ID DEPT_ID EMP_NAME SALARY
------ ------ ---------- ----------
E01 D01 なまえ１ 150
E02 D02 なまえ２ 300
E03 D03 なまえ３ 300
E04 D02 なまえ４ 400
E05 D03 なまえ５ 500
E06 D03 なまえ６ |
例１） 列「salary」の累積分散を取得します。
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SQL> select
2 emp_id,salary,
3 var_samp( salary )
4 over() as var_samp
5 from emp;
EMP_ID SALARY VAR_SAMP
----- ------- ----------
E01 150 17000
E02 300 17000
E03 300 17000
E04 400 17000
E05 500 17000
E06 17000 |
例２） 列「salary」の累積分散を列「dept_id」別に取得します。
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SQL> select
2 emp_id, dept_id, salary,
3 var_samp( salary )
4 over( partition by dept_id ) as var_samp
5 from emp;
EMP_ID DEPT_ID SALARY VAR_SAMP
----- ----- ------ ----------
E01 D01 150
E02 D02 300 5000
E04 D02 400 5000
E05 D03 500 20000
E06 D03 20000
E03 D03 300 20000 |
※dept_id='D01'の場合は、入力レコードが1行なので、NULLを返している
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