ORACLE SQL リファレンス(逆引き)

ORACLE SQL リファレンス

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実行計画の取得:SQLトレース、tkprof
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実行計画は、SQLトレースでトレースファイルを出力して、tkprofユーティリティを使用することでも取得できます。

tkprofコマンドを実行する前に、最初にSQLトレースを出力します。

 tkprofコマンド実行形式
 tkprof トレースファイル名 出力ファイル名 オプションパラメータ
第一引数に、取得したSQLトレースファイル名、第二引数に、tkprofの結果を出力するファイル名を指定します。第三引数以降は、以下の表を参照して下さい。

主なオプションパラメータの説明
オプション 説明
EXPLAIN=ユーザーID/パスワード このパラメータに指定されたユーザーとパスワードを使用してOracleに接続した後、EXPLAIN PLAN文を発行して実行計画を取得します。

SORTS=ソート・オプション

指定し、ソート・オプションによって降順でSQLが出力されます。ソート・オプションの詳細は、下記表を参照。
PRINT=n 出力結果を、結果を最も悪いパフォーマンス順に、nで指定した数だけの出力に制限できます。
AGGREGATE={ YES|NO } YESを指定した場合、同一のSQLは集計されて、1回だけ出力される

NOを指定した場合、SQL単位の集計は行われず、実行された回数分出力される。

デフォルト値は、YES
SYS={ YES|NO } 再帰的SQL文を出力出力する(YES)、しない(NO)を指定します。デフォルト値は、YES

ソート・オプション
オプション 説明

PRSCNT

解析回数

PRSCPU

解析に費やされたCPU時間

PRSELA

解析に費やされた経過時間

PRSDSK

解析中のディスクに対する物理読込みの回数

PRSQRY

解析中の一貫モード・ブロック読込みの回数

PRSCU

解析中の現行モード・ブロック読込みの回数

PRSMIS

解析中のライブラリ・キャッシュ・ミスの回数

EXECNT

実行回数

EXECPU

実行に費やされたCPU時間

EXEELA

実行に費やされた経過時間

EXEDSK

実行中のディスクに対する物理読込みの回数

EXEQRY

実行中の一貫モード・ブロック読込みの回数

EXECU

実行中の現行モード・ブロック読込みの回数

EXEROW

実行中に処理された行数

EXEMIS

実行中のライブラリ・キャッシュ・ミスの回数

FCHCNT

フェッチ回数

FCHCPU

フェッチに費やされたCPU時間

FCHELA

フェッチに費やされた経過時間

FCHDSK

フェッチ中のディスクに対する物理読込みの回数

FCHQRY

フェッチ中の一貫モード・ブロック読込みの回数

FCHCU

フェッチ中の現行モード・ブロック読込みの回数

FCHROW

フェッチされた行数

USERID

カーソルを解析するユーザーのユーザーID



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実行計画の取得:8i以前(EXPLAIN PLAN)
実行計画の取得:SQLPLUSのAUTOTRACE( EXPLAIN PLAN )
実行計画の取得:9i以降その1(V$SQL_PLAN)
実行計画の取得:9i以降その2(V$SQL_PLAN_STATISTICS_ALL)
実行計画の取得:SQLトレース、tkprof

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