ORACLE SQL リファレンス(逆引き)

ORACLE SQL リファレンス

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PGAメモリーの使用状況と自動管理モードの統計情報(V$PGASTAT)
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V$PGASTATは、PGAメモリー使用状況と、自動管理モードの統計情報を表示します。

V$PGASTATの主要項目一覧

列名 説明

NAME

PGAの統計名。下記表「PGAの統計名」を参照

VALUE

PGAの統計値

UNIT

PGAの値の単位(マイクロ秒、バイトまたはパーセント)



PGAの統計名
統計名 説明

aggregate PGA target parameter

PGA_AGGREGATE_TARGET初期化パラメータの現在の値。
設定されていない場合、値は0になり、PGAメモリーの自動管理は使用禁止になる。

aggregate PGA auto target

自動モードで実行中の作業領域に使用できるPGAメモリーの量。

この量は、PGA_AGGREGATE_TARGET初期化パラメータの値と現行の作業領域のワークロードから動的に導出され、Oracleにより継続的に調整される。

この値がPGA_AGGREGATE_TARGETの値より小さいと、システムの他のコンポーネント(PL/SQLまたはJavaメモリーなど)により大量のPGAメモリーが使用され、作業領域用にはわずかしか残らない。

自動モードで実行中の作業領域用に十分なPGAメモリーが残っていることを確認する必要がある。

global memory bound

自動モードで実行される作業領域の最大サイズ。

この値は、作業領域のワークロードの現在の状態が反映されるように、Oracleにより継続的に調整される。

global memory boundの値が1MBを下回る場合は、PGA_AGGREGATE_TARGETの値を増やす必要がある。

total PGA allocated

インスタンスにより割り当てられた現行のPGAメモリーの量。

total PGA used

現在、作業領域で割り当てられているPGAメモリーの量。

total PGA used for auto workareas

現在、自動メモリー管理モードで実行中の作業領域により割り当てられているPGAメモリーの量。

PL/SQLやJavaに割り当てられたメモリーは含まれない。

total PGA used for manual workareas

現在、手動メモリー管理モードで実行中の作業領域によりコンシュームされているPGAメモリーの量。

PL/SQLやJavaに割り当てられたメモリーは含まれない。

over allocation count

インスタンス起動以後の累積値。

PGA_AGGREGATE_TARGETの値が小さすぎると、PGAメモリーの過剰割当てが発生し、PGA_AGGREGATE_TARGETの値を処理できなくなるため、PGAメモリーの追加割当てが必要になる。

過剰割当てが発生した場合は、V$PGA_TARGET_ADVICEビューに示される情報を使用してPGA_AGGREGATE_TARGETの値を増やす。

bytes processed

メモリーを大量に必要とするSQL演算子により処理された、インスタンスの起動以後の累積バイト数。

extra bytes read/written

入力データの追加受渡し中に処理された、インスタンスの起動以後の累積バイト数。

cache hit percentage

PGAメモリー・コンポーネントのパフォーマンスを反映させるためにOracleにより計算された、インスタンスの起動以後の累積測定値。

値100%は、インスタンス起動後にシステムで実行されたすべての作業領域で、最適な量のPGAメモリーが使用されたことを意味する。

PGAメモリーで足りない場合、一時表領域に割り当てられる。


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SGAの詳細情報(V$SGASTAT)
ライブラリ・キャッシュ内のオブジェクト情報(V$DB_OBJECT_CACHE)
ライブラリ・キャッシュのヒット率(V$LIBRALYCACHE)
ディクショナリ・キャッシュのヒット率( V$ROWCACHE )
共有プールの共有SQL領域のSQL文ごとの統計情報(V$SQLAREA)
共有プールの適正サイズ見積もり情報(V$SHARED_POOL_ADVICE)
PGAメモリーの使用状況と自動管理モードの統計情報(V$PGASTAT)
自動PGA管理モードでのPGAの適正サイズ見積もり情報(V$PGA_TARGET_ADVICE)
SQLが使用した作業領域の情報(V$SQL_WORKAREA)
現在使用中のSQL作業領域の情報(V$SQL_WORKAREA_ACTIVE)

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