ＯＲＡＣＬＥ／オラクルＳＱＬリファレンス（KEEP、LAST）

ソートしたレコードの最終行に集計関数を使用する（ KEEP、LAST ）

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ソートしたレコードの最終行に集計関数を使用するには、LAST関数を使用する。

集計関数() KEEP ( DENSE_RANK LAST ORDER BY ソート列１,[ソート列２,・・・] )

ソート列でソートされたレコードの最終行を、指定した集計関数で集計した結果が返されます。

指定可能な集計関数　：　AVG()、COUNT()、MAX()、MIN()、SUM()、ＳＴDDEV()、VARIANCE()

サンプル表「emp01」データ

SQL> select * from emp01;

EMP_ID DEPT_ID EMP_NAME　　YEARS 　　　　SALARY
-----　-----　　---------- ---------- ----------
E01 　　D01 　　　なまえ１　　　3　　　　　　　　150
E02 　　D02 　　　なまえ２　　　7　　　　　　　　200
E03 　　D03 　　　なまえ３　　　7　　　　　　　　300
E04 　　D02 　　　なまえ４　　　7　　　　　　　　400
E05 　　D03 　　　なまえ５　　　3　　　　　　　　500
E06 　　D02 　　　なまえ６　　　3　　　　　　　　600

例１）　列「years」の昇順でソートしたレコードの最終行で、「salary」の最大値を取得します。

SQL> select
　　2　　max( salary ) keep ( dense_rank last order by years ) as salary
　　3　from emp01;

SALARY
----------
400

　※列「years」の昇順にソートしたレコードの最終行なので「years」=7のレコードの中での、最大値を取得するので400となります。

例２）　列「years」の降順でソートしたレコードの先頭行で、列「dept_id」別に「salary」の最大値を取得します。

SQL> select
　　2　　dept_id,
　　3　　max( salary ) keep ( dense_rank last order by years ) as salary
　　4　from emp01
　　5　group by dept_id;

DEPT_ID　SALARY
------　----------
D01 　　　150
D02 　　　400
D03 　　　300

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→レコード件数を取得する（ COUNT ）

→最大値を取得する（ MAX ）

→平均値を取得する（ AVG ）

→最小値を取得する（ MIN ）

→グループ単位に集計する（ SUM、GROUP BY ）